コラム

跡目の盃における戦略めいた何か

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現在、跡目の盃トーナメントと称して蛙と自分(兄)で連戦しているのだが、なんと現在自分の4連勝中なのだ。

自分はこのゲームの作者でありながらあまり強くないと書いたのがつい先日。
何か天啓を得たようだ。
必勝法なるものはもちろんないが、4連勝ともなると、心理戦ながらも何か戦略めいたものに気づいた気もしている。

勝ちを重ねる中でいくつか勝つための要因となった瞬間があったため記録しておく。

 

1.関係ない組長の情報を簡単にバラしてはいけない

基本的に情報をバラしてはいけないのは正体隠匿ゲームである以上当たり前なのだが、蛙はこれをよくバラす。もちろん当人はバレていると思っていないだろうが、ここ何戦かはこれが勝因となっているのも確かだ。

具体的には自分とは関係ない組長に対して「これお前の組長じゃないやろ?」と言って揺さぶってくるのである。

この時点では、揺さぶりを入れる理由は二つある。
その組長が本当に相手と関係がないか確かめているパターンと、実は自分の組長で相手に関係ない組長であると思わせたいパターンである。

この発言後、自分はこの2パターンでアンテナを張るようにしているのだが、それ以降この組長に相手からのアプローチはない。

つまりその組長は相手と関係がないか確かめていただけなのである。ということは蛙とも関係のない組長ということになる。

 

ここ何戦かはこの情報が比較的序盤から出始め、最終的に全く関係ない組長を自分の組長だと思い込ませることに成功し、勝利するというパターンで勝てているためかなり有効だ。

100%はないが相手のくせ、性格などがわかってくるとかなり高い確率で相手の勘違いを誘えるようになってくる。

相手を揺さぶる際は自分の情報も与えているということを忘れてはいけない。

 

2.マイナスの名誉チップで相手に先入観を植え付ける

マイナスの名誉チップが自分の組長に置かれるということ自体このゲームにおいてかなり苦しいことだ。

マイナスからの挽回が厳しいとわかっているほど、自分のところに置きたくないのである。

しかし、一度置かれると相手のマークから外れ、無関係の組長だと思われる可能性も高くなる。

他組長たちの地位を低い値に保つことができれば最終フェイズで逆転することは可能だし、相手としてはノーマークのためかなり気持ちの良い逆転勝利を収めることも可能だ。

 

 

また、別の使い方として、一度マイナスに落とした組長をひたすら引き上げようと何度もプラスを置くという手がある。

これを行うと相手はその組長が自分の推しだと思い始める。つまり自分にとって関係ない組長を自分の推しだと相手に勘違いさせる一手としてかなり有効だ。

 

3.相手を探る際のマイナスチップにはご用心

マイナスチップは相手に先入観を植え付ける強力な武器にもなるが、一手間違えると諸刃の剣でもある。

どういうことかというと、マイナスチップを2枚手に入れた際によく行われる行動が、「相手の組長を確定させるためのマイナス」だ。

つまり自分の推し以外の4人から2人選んでマイナスを置くのである。その際相手の組長2人に置ければラッキーだし、1枚でも相手の組長に置ければ相手はその組長に置かれたマイナスを取り除かざるをえない。

つまり1手で一人確定できるのだ。これはかなり強力な一手となるが、そのリスクは大きい。

4人中相手と関係がない2人にマイナスをおいてしまった時、それはお互いにとって関係がない組長を二人相手に教えてしまうことになる。つまり自分の組長2人も同時にバレるという非常に危険な行為なのだ。

 

 

最後に

より有効な手というのは計算から導き出せるが、そのような最善手ばかり打っていても勝てないのが、心理戦の面白いところだと思う。

常に2択が存在する。それを判断するには最終的には相手を見るしかない。

 

「なぜこの組長から先に置いたのか?」

「なぜこのターンに置いたのか?」

「なぜこのチップを取り除いたのか?」

 

跡目の盃において、どんな定石らしき何かを知るより、相手の行動の理由を把握することが何より勝ちに近づく方法であることは言うまでもない。

yasuyuki yamagishi
ゲームシステム担当。 ヤマズゲームスの兄の方。

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