システム 創作ゲーム

【システムの穴】見返り小人の問題点

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「見返り小人」というα版のゲームがある。

現状α版で試遊した際にかなりの熱狂と、熟考が生まれた。

これはいいゲームができたと喜んでいたが、幾つかの問題点が解決できないまま現在7ヶ月が経とうかとしている。

 

忘れないようにここにその問題点を記録しておく。

 

【問題点1】ゲームが収束に向かわない

このゲームの基本行動の2つがどちらもネガティブな行為であり、行いたくない。

それ自体はゲシェンクなどマイナスをいかに避けるかというゲームとして成立するため問題はない。

しかし、ゲシェンクではマイナスを常に避けられるわけではなく、どこかで避けられない状況に陥る。

これはゲシェンクでいうところのカードを引き取るという行動である。

しかし見返り小人はこれを常に回避できてしまう。

 

【問題点2】コンセプトとなる行動を行うリスクが高い

見返り小人のコンセプトは「相手の欲しいものをあげる」という行為である。

そして勝つためには得点を集めるが、そのための方法として、自分で集めて得点する方法と、相手にあげることで得点する方法の2種が用意されている。

コンセプトは後者の行動に集約されているため、基本的には後者の行動をさせたいが、後者のリスクが高く、基本自分で集める前者の方が強いというのが現状だ。

 

【問題点3】ゲーム終了条件がブサイク

ゲームの終了条件というのは基本的に勝ちに近づいた結果訪れるものである。

現状手札の枚数を終了条件としているが、今のルールでは手札の枚数は戦況の優劣と関係がない。

つまり負けているプレイヤーがその条件を満たしてしまい終わるという、なんとも救いようのない終了条件になっている。

終了条件はゲームに勝とうと行動した結果、満たされていくというのが理想的だ。

 

 

以上、3点を解決できた時にはヤマズゲームスらしい「うぐぐっ」と唸りたくなるようなゲームできるはずだ。

yasuyuki yamagishi
ゲームシステム担当。 ヤマズゲームスの兄の方。

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